前回は歯周病やその他加齢やブラッシング、噛み合わせなど、多々の理由でも歯茎が下がり丈夫なエナメル質に覆われていない「歯根」が露出する
そしてそこに「根面う蝕」が出来る、この症状の患者さんが最近増えているのです。「根面う蝕」が厄介な特徴は
①自覚症状に乏しく、
②柔らかい象牙質にできる虫歯ですから進行が早く神経の近くまでの深い虫歯で
③歯茎の下まで虫歯になるので治療が難しい虫歯です。
また治療をしたからと言って長く持つ訳でもなく、治療したその隣や裏側からまた「根面う蝕」になり歯の根本から折れてしまうこともあります。この怖い「根面う蝕」について、またその予防法について、日本歯科医師会の「日歯8020テレビ」で、具体的な動画になったものがあります。
わかりやすいので、ぜひ視聴してみてください。https://www.jda.or.jp/tv/98.html